【高額療養状況の届④】②の療養年月と同じ月に兄弟姉妹が・・・・
≪ここのページではフローチャート式に高額療養状況の届の作成方法をお知らせしています。
検索エンジンやリンクなどで最初にこのページにたどり着いた方は、高額療養状況の届の記入方法から開始してください。≫
さあ、高額療養状況の高額療養状況の届もだいぶ完成が見えてきましたよ。あと④と⑤だけですね。
今回は④について説明をします。
④に書いてある説明書きの文章をそのまま引用します。
②の療養年月と同じ月に、被災児童生徒等の兄弟姉妹等が学校の管理下の災害で、一か月の医療費が7,000点以上かかり、その医療費をセンターに請求しているものがある場合は記載してください(該当がない場合記載の必要はありません)
どういうことでしょうか。
文章を分けて考えていきましょう。
②の療養年月と同じ月に
・・・・今回7,000点を超える療養があった月と同じ月ということですね。今回の例ではH30.7月としましたから同じ平成30年7月にということですね。
●被災児童生徒等の兄弟姉妹等が
・・・学校でけがをして7,000点を超える医療費が発生したお子さんに兄弟や姉妹がいればという前提のお話のようです。兄弟や姉妹がいなければもうこの時点で該当しないと考えて構いません。兄弟がいる場合は確認が必要ですね。
●学校の管理下の災害で、
・・・ 今回、学校でけがをして7,000点を超える医療費が発生したお子さんに兄弟や姉妹がいて、かつ、その兄弟や姉妹もけがをしたときにということですね。
●一か月の医療費が7,000点以上かかり、
・・・・兄弟や姉妹のけがも一月に7,000点を超えている場合が条件のようです。
●その医療費をセンターに請求しているものがある場合は記載してください(該当がない場合記載の必要はありません)
・・・・さらにその医療費も災害共済給付制度に請求されている場合は記載してくださいとのことです。
つまり、今回の例で言えば
・今回7,000点を超える療養をした山田太郎さんに兄弟姉妹がいて、
・その兄弟姉妹も偶然平成30年7月にけがをしていて、
・さらにそのけがについても7,000点を超えていて、
・さらにさらにそのけがは学校の管理下のけがなので、災害共済給付を利用する予定の場合に
記入をしてくださいという欄です。
兄弟姉妹がいることはあっても同じタイミングでけがをすることはあまりないのでしょうし、それがさらにどちらも学校の管理下の災害でさらに7,000点をこえるということはめったにないことでしょう。
そう考えるとここは空白のままのケースが多いかも知れませんね。
今回の例でもここは空白のままでも良さそうです。
それでは④の説明についてはここまで。
⑤の説明は次回にしたいと思います。